第1話

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「亜貴!!マネージャーに変態発言は禁止だといつも言ってるだろーが!!」 光太郎先輩は、吹き出してしまったドリンクをタオルで拭きながら、亜貴を叱った。 「えー?でも、先輩だってしてほしいでしょ?口移し。」 亜貴は首を傾げながら、先輩を見た。 「なっ!?おっまえは!何考えてんだ!!」 光太郎先輩は顔を真っ赤にしながら、亜貴に反論した。 「はいはい。先輩も亜貴も止めてください。それ以上続けるなら、次は休憩なしで、練習してもらいますよ?」 私は、ニッコリと笑いながらも先輩と亜貴を脅迫した。 「「それは勘弁して下さい。」」 「分かればよろしい。」 2人とも納得いかない様子だが、次の練習メニューは才能を持ったメンバーでも、過酷としか言いようがない程、恐ろしいのだ。 それを、休憩なしは死ぬと思ったのだろう。 「さっ!練習再開するよ!!」 私は、手を叩いて休憩終了の合図を出した。
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