第1話

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この時間…つまり、部活の時間は音楽部の部室には気をつけなくてはならない。 何故かって? そりゃあ親衛隊が隠れて見張っているからだ。 ちょっと部室を覗いただけでも目で殺されるんじゃないかってくらい睨んでくるし… 翔太「だが、俺はこの前覗くのにピッタリな所を見つけたんだよなぁ♪」 そう、見つけたんだよ。 親衛隊にも桜井 優にも見つからない良い場所を。 校舎を出て、部室が見える所に行き、近くの木に登る。 翔太「この木は結構登りにくいからまさかここにいるとは思うまい…」 表面が普通の木より少しサラサラしている為、登ろうとすると普通なら滑って落ちるだろう。 翔太「ガキの時に木登りしてて良かったぁ」 部室の中が見える所まで登ったら、こちらが見えないように葉とかに紛れて隠れる。 翔太「(はぁ…今日も可愛いな…//)」 あの容姿でさらにピアノとか無敵だろ。 翔太「(…はぁ…告白か…)」 考えてもみなかったなぁ… そりゃあ彼女になってくれたらどれだけ幸せな事か… あんな事やこんな事まで(ry 翔太「(…告白…するか…)」 いつまでもウジウジしてるのも性に合わないし。 だったら例え砕けるとわかっていても当たって砕けた方がマシだな。
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