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優「…その時の僕は逃げられればどこでも良かったんだ。だから気にせず入ってった。でもすぐに後悔した。そこには怖い奴らがいたから…」
翔太「チンピラとか…その辺の奴らか…?」
優「…そんな生ぬるい奴らなら良かったよね。でも違った。あれは…ヤクザだった」
翔太「!?」
ヤクザって…外国で言えばマフィアの部類の奴らか!?
なんでそんな奴らが…
優「…僕は逃げようとしたけどすぐに捕まった。殺されると思った。…でも…」
翔太「…でも…?」
優「…何故か何事も無く普通に帰れた。その時見た事、そいつらの顔も全部忘れる事を条件に…」
翔太「…運が良かったんだな…」
優「いや、違う。アイツらは僕が警察に告訴しに行く事を止めたんだ。そうしないといけない理由があったから」
翔太「自分達の身を守る為じゃねーの…?」
優「…その中にアイツ…水野 蓮がいた。 しかも総長の息子って言ってた」
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