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――…
優「じゃあ待たねー♪」
翔太「おう、気をつけろよ」
あれから俺達は夕方になるまで遊び回った。
(ほとんどゲーセンだけどな)
優と家が逆なので途中で別れて、俺は公園に寄り道する。
翔太「つっかれた…。でもなんだかんだ楽しかった…」
プリクラを眺めながらなんとなく公園を見回す。
翔太「…ん? あれは…蓮か?」
公園の外で生徒会長の蓮を見つけた。
…周りに物騒な奴らを連れて…
何故か俺は木の後ろに隠れた。
翔太「…マジでアイツ…ヤクザだったのか…」
高そうな車が来た。蓮がその車に乗り込もうとした時、
男A「お前そんな所で何している?」
翔太「…っ!」
後ろから男に捕まった。
これはヤバい…
男A「蓮さん、怪しい奴見つけやした!」
蓮「…!?」
俺を見た蓮は一瞬驚た。
こんな所を学校の奴に見られたって焦ってる用に見えるが、すぐに平然を装った。
蓮「……離してやれ」
男A「え? でも…」
蓮「いいから」
男A「は、はい」
男はしぶしぶ俺を離した。
た、助かったのか…?
そう思ったが、
蓮「…神崎 翔太…何故こんな所にいる?」
翔太「…家の近くだから寄り道してた」
間違ってはいない…つか嘘じゃない。
蓮「…お前、まだ時間大丈夫か?」
ここで大丈夫っつったら連れてかれる気がする。
時間を確認して嘘吐いとくか…
翔太「…夕飯作んなきゃなんねーから無理だ」
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