第1話

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―次の日― あれから俺はありとあらゆる対策を練ったが、全て親衛隊という言葉で崩れた。 ぶっちゃけ言おう。 親衛隊に勝てる自信が無い。 桜井 優の為に命を捨てる事も平気でしようとしてる奴らだ。 そんな奴らの目を盗んで桜井 優を呼び出し告白なんて出来る確率は、ほぼ0に近い。 翔太「…どうすっかな…」 対策が練れないまま学校に行き、授業中もずっと考えてた。 だから今日の授業、何をやっていたのか全くわからん。 後で友達に教えて貰おう。 それより今は親衛隊対策だ。 今も俺は桜井 優の教室前にいる。 もちろん奴らもいた。 お前らはプロか!って思うくらい奴らを見つけるのが難しい。 ふむ…見つけたのはまだ3人だが…10人はいるだろうな。 アイツらを放課後、少し…ほんの少しだけでも桜井 優から離せればいいんだが… 翔太「……最悪アイツらがいてもいいか…」 会長が桜井 優を狙ってる今、俺には正面突破しかない。 当たって砕けろ。 フられても後悔はしない。 覗きも止めない。 …覗きって言ったって厭らしい方じゃなくて部室をだからな!? 勘違いしないでよ!?
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