第3話

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翔太「アホか。俺はエロ本買う余裕があるならお前を撮るカメra……ごほっごほっ…」 優「……カメラ…?」 ヤバいヤバいヤバいヤバい… 脳内でサイレンが鳴ってる…! 優「…ふ~ん…覗きだけじゃなくてカメラも撮ってたんだぁ…」 翔太「………;;」 笑顔…笑顔だけど…違う笑顔だ…! 俺もしかして死亡フラグ立てたんじゃ… 優「…一回警察に渡した方がいいかな…」 ボソッと俺の人生を左右する事を言われたので、俺は急いでカメラとメモリを持って来て優の前で跪く。 翔太「優様! こちらで全てでございます!;」 優「ん? わざわざご苦労様」 黒い笑みを浮かべながら俺が持って来たカメラや写真を見る。 優「…ほとんど部活の時だね」 翔太「放課後しか覗く時間がなかったので…」 昼休みとか親衛隊の人数がハンパないからな。 多い時には40~50人くらい… 優「…全部処分」 翔太「え゛」 優「文句ある?」 翔太「いいえ、とんでもないです…」 俺ほんと弱いなぁ… こうして俺の苦労の結晶(盗撮)は跡形もなく消えたのだった… 翔太「…はぁ…」 優「…こんな物じゃなくてもっと普通の撮ろうよ」 翔太「…へ?」 優「…僕達付き合ったんだよ? こんな盗撮よりデートとかの思い出撮ろうよ!」 翔太「………」 そうか… これからは盗撮なんかしなくても優と一緒に写真撮れんのか… 優「…それとも僕とじゃイヤ?」
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