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翔太「アホか。俺はエロ本買う余裕があるならお前を撮るカメra……ごほっごほっ…」
優「……カメラ…?」
ヤバいヤバいヤバいヤバい…
脳内でサイレンが鳴ってる…!
優「…ふ~ん…覗きだけじゃなくてカメラも撮ってたんだぁ…」
翔太「………;;」
笑顔…笑顔だけど…違う笑顔だ…!
俺もしかして死亡フラグ立てたんじゃ…
優「…一回警察に渡した方がいいかな…」
ボソッと俺の人生を左右する事を言われたので、俺は急いでカメラとメモリを持って来て優の前で跪く。
翔太「優様! こちらで全てでございます!;」
優「ん? わざわざご苦労様」
黒い笑みを浮かべながら俺が持って来たカメラや写真を見る。
優「…ほとんど部活の時だね」
翔太「放課後しか覗く時間がなかったので…」
昼休みとか親衛隊の人数がハンパないからな。
多い時には40~50人くらい…
優「…全部処分」
翔太「え゛」
優「文句ある?」
翔太「いいえ、とんでもないです…」
俺ほんと弱いなぁ…
こうして俺の苦労の結晶(盗撮)は跡形もなく消えたのだった…
翔太「…はぁ…」
優「…こんな物じゃなくてもっと普通の撮ろうよ」
翔太「…へ?」
優「…僕達付き合ったんだよ? こんな盗撮よりデートとかの思い出撮ろうよ!」
翔太「………」
そうか…
これからは盗撮なんかしなくても優と一緒に写真撮れんのか…
優「…それとも僕とじゃイヤ?」
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