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優「あ、あの…ほんとに大丈夫ですか?」
翔太「あ、あぁ、悪かったな。いきなり呼び出したりして…;//」
とりあえず落ち着け、俺。
優「…それで…話って何ですか…?」
翔太「えっと…その…じ、実は…;」
うわぁ…
妄想ではあんなに簡単に好き好き言えるのにいざとなるとハズくて言えねー…
優「……?」
頑張れ俺。
負けるな。
翔太「じ、実は…俺…一年前から…お前の事が好きなんだ!//」
優「……え?」
言ったぁー!
俺とうとう言っちゃったよ!
泣いても笑っても今回が最後になるだろうな、この告白は…
優「えっと…その…」
翔太「…つ、付き合ってくれないか?//」
優「………」
桜井 優は真剣な顔して悩む。
これまで親衛隊もいたしまともにこうやって告白された事は無いのだろう。
どうすればいいのかわからないのかな?
翔太「で、でもすぐに返事くれとかは言わないからさ…」
優「…いいですよ」
へ?
翔太「…い、今なんて…」
優「…実は…私も先輩の事…好きなんです…。先輩と同じ…一目惚れで…//」
翔太「………」
なんだ…?
夢か。これは夢だな。
どうしよう、このまま永眠してもいいな。
現実じゃこんな事は絶対に有り得ないだろうし…
優「…あ、あの…大丈夫ですか…?」
あぁー…可愛い…
翔太「あははー…好きだよぉ…優…」
俺の意識はふっと切れた。
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