優しくしないで-1

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部屋へ入った私は、この格好じゃダメだと思い、部屋着に着替え始めた。 寒さに耐えられず、ヒーターをつける。 頭痛いかも…。 着替えを終えて、薬箱から頭痛薬をだし、水で流しこんだ。 「あれ?今何時?」 時計は15時を過ぎている。 「…涼太、くるんだっけ?」 あんなの見た後じゃ、会う気になれない…。 でも、このままやっていくわけにもいかない。 どうすればいい? あ、ダメだ。頭痛くて、考えられない。 私はソファーに座り、横になった。 ブー、ブー、ブー、ブー… ん?何の音? あれ? 私、もしかして、眠っちゃってた? ケータイのバイブ音が、静かな私の部屋でなり続けている。 急いで部屋の明かりをつけて、バックからとりだした。 あ…。 涼太からだ…。 私が電話に出ようか迷っていると、ケータイのバイブ音がとまった。 少し考えた後、ケータイをテーブルにおいた。 私、ホントどうしたらいいんだろう…。
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