HARLOT―Ⅰ―

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「さっさとここから出せ!この変態!!」 「変態?僕が?」 男の顔から笑みが消えた。 「そうだよ!エロじじい!」 そう言ったら男は私の首に手をかけてきた。 「言葉遣いを直した方が良いな、ハーロット」 そう言いながら喉の辺りを指で強く押してきた。 少し、息がしにくい。 「喉ってさ、案外簡単に潰れるんだよね」 そう言いさらに強く押してくる。 冷たい、眼。 「良い子にするっていうなら酷い事はしないけど?」 急に笑顔になり手を離した。 「どうする?」
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