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流石にそこは常識があるんだ……。
そう思いつつ着替えを続行した。
これはコスプレだ。
これはコスプレなんだ。
そう割り切らなきゃこんなフリフリな服着れない!
「よく似合ってるよ」
着替え終わった私を見て、マスターは満足そうに頷いた。
「座りなさい」
手招きされ、鏡台の前に座る。
「化粧はするかい?」
「いえ、特に」
「髪を巻いたりとかは」
「いえ、全然」
「そんなとこまでイブと一緒なんだね」
マスターは嬉しそうにそう言いながら、引き出しから化粧品を取り出した。
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