SUN―Ⅰ―-2

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「私はマスターに服従するべき存在なの。それが唯一の存在の証。あなたがイブの代わりになるというのなら私の存在価値は無くなる。そうしたら私は……!!」 「……あなたは?」 マリオネットはそこで口をつぐんだ。 「あなたは……どうなってしまうの?」 私はマリオネットの目を見据えた。 「…………ドール」 「え?」 「ドールか死か」 用済みになったら殺す、というのならわかる。 だけどマリオネット【操り人形】とドール【人形】に何の違いが? 「……ドール?」
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