SUN―Ⅵ―

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目が、覚めた。 少しずつ慣れてきた、私の部屋。 結局昨日はマリオネットにうんと言わせることが出来なかった。 マスターが入ってきたからだ。 その後、交代で風呂に入り、私はマスターの部屋に呼ばれ。 私は人形のようにマスターに身を預ける。 何も反応しない。 痛みには慣れてきた。 でも、気持ち良いなんて感覚は微塵もない。 マスターに止めてと哀願する気もなければ媚を売るつもりもない。 ただ、行為が早く終わるのを待つだけ。
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