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「えっ、良いの?じゃあ……」
響は喜び、両目を閉じて唇を突き出した。
「あ、あのう。会長、それは一体……?」
学は顔をひきつらせ、両目をパチパチと動かすとメガネを上げる。
「えっ?恋愛と言えば、チューでしょ?チュー」
そう言って、また両目を閉じて唇を突き出す。
「コホン。会長、言いにくいのですが、そういうモノは段階を得てするモノなのです。普通……」
「えっ!そうなの?」
「ハイ」
「ふーん。香山君て案外、詳しいんだ」
響はそういうとペンを取り、ノートに何か書き始める。
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