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「3年前の事件…
科学者狩りの事を」
「グスッ」
「あらあら
どうしたの?」
「転んでケガをしたんだ
手当てしてやってくれないか?」
「本当によくケガをするわね
こっちにいらっしゃい」
「お母さ~ん!
痛いよぉ~!!」
「今手当てしてあげるから大丈夫よ」
「うん…」
「じゃあ俺は研究室行ってくるな」
「分かったわ
行ってらっしゃい」
「科学者狩り…ですか?」
「科学者嫌いの王の命令で沢山の科学者が虐殺された事件だ
あの時の俺はこの事件の事をまだ知らなかったんだ…」
「ただい…!!
おい!どうした!!
一体何が…」
「お、とぅ…さん…」
「ハル!?
大丈夫か!?」
「だ、いじょ、ぶだ、よ…
ハルは、大丈夫だか、ら…
逃、げてお父、さん…」
「お前らを置いて行けるか!」
「ダ、メだよ…
ここ、に…い、たらお父さ…んが…」
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