第2話

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「3年前の事件… 科学者狩りの事を」 「グスッ」 「あらあら どうしたの?」 「転んでケガをしたんだ 手当てしてやってくれないか?」 「本当によくケガをするわね こっちにいらっしゃい」 「お母さ~ん! 痛いよぉ~!!」 「今手当てしてあげるから大丈夫よ」 「うん…」 「じゃあ俺は研究室行ってくるな」 「分かったわ 行ってらっしゃい」 「科学者狩り…ですか?」 「科学者嫌いの王の命令で沢山の科学者が虐殺された事件だ あの時の俺はこの事件の事をまだ知らなかったんだ…」 「ただい…!! おい!どうした!! 一体何が…」 「お、とぅ…さん…」 「ハル!? 大丈夫か!?」 「だ、いじょ、ぶだ、よ… ハルは、大丈夫だか、ら… 逃、げてお父、さん…」 「お前らを置いて行けるか!」 「ダ、メだよ… ここ、に…い、たらお父さ…んが…」
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