第2話

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オルヴァさんの話を聞いて僕は何かを思いだしそうだった 僕のマスターもその事件に巻き込まれたんではないのか…? …ダメだ 思い出せない… 僕に記憶があれば真実を知る事が出来るのに… せめてマスターの顔だけでも思い出せれば… 「……これは?」 「何か見つけたのか?」 「ここからこんな物が…」 「…写真みたいだな」 「写真?」 「カメラっていう物で撮影したものだ ……これハルじゃないか?」 「どれですか?」 「ここだよ」 「…どうして僕が…?」 「隣に誰かいるな… 覚えてるか?」
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