秘密な契約と掟破りな愛【後編９】

二重人格なライバル

気にしすぎよね。

慎矢さんはモテるから、私が被害妄想激しくなってるだけよね。

暫くして慎矢さんは、その人と会話を終えた後、車へと歩み寄る。

「おかえりなさい」

「パパ～!!おかえりぃ～!!」

「ただいま。悪いな、迎えに来て貰って」

「いいえ。私や子供達が迎えに来たかっただけだから」

車を運転しようとした時、先程の女性が私をじっと見つめてる…？