はっじまっるよー

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「……待て、特別ってどういうことだよ」 「いや、まぁそれは気にするな」 視線をそらす神様(笑) 襟をつかんで前後に揺らす。 「おっ、ちょっ、まっ、言うっ、言うからっ!」 句読点ごとにガックンガックンする頭。神様()は気持ち悪そうな顔をしながら、俺からゆっくりと離れた。 「……その、お前が死んだのってな、悪魔の仕業なんだ」 悪魔? まあ神様がいるなら悪魔とか天使がいても不思議じゃないか。 「で、その悪魔がお前を襲って殺した訳なんだけど。本来お前の運命はそこでは死なないんだよ」 「……だったら何で死んだの?」 「……俺の管理ミス」 てへっ。と頭をコツンとしながら言う変態。 無言でボディブローを叩き込む。 「ごはっ!?」
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