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見慣れない天井。
そして、僕の顔を覗き込んでる女の子の顔。
目に入ってきたのはその2つだった。
「具合、大丈夫ですか?」
女の子は心配そうな顔をしながら言った。
「大丈夫だよ」
本当は少し頭がボーッとするし、吐き気もするのだが心配させないためにそう答えた。
「ゴメンね、前も心配かけさせちゃったのにさ」
そう言ったらキョトンとした表情を浮かべた。
「……覚えてない?」
「お兄さんと私は、初めましてのはずですよ?」
困ったような顔をして言う。
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