呆気ない復讐

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帰宅し、別段緊張することもなく、いつもと同じように過ごしていたら次の日の夕方になっていた。 電車代が勿体無いので自転車で隣の駅まで向かう。 駅前の駐輪場に自転車を止め、水谷さんに貰ったメモを頼りに目的地を目指す。 一人で喫茶店に入るのことには緊張した自分がなんだかおかしく感じた。 今からもっと大それたことをしようとしてるのに。 ウェイターが来たので、一番安いアイスティーを頼んだ。 一番小さいサイズのもので350円……。 僕にはコンビニで100円で売っているアイスティーで十分だ。
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