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監禁されていたという女の子が逃げ出したことから事件は発覚した。
女の子が監禁されていた家からはホルマリン漬けの遺体が十五体が発見された。
それからしばらくして、部屋から遺体と一致しない血痕が八人分見つかったと報道された。
それからさらに後に、家の周りを掘り返したら九人分の骨があったと報道された。
九人のうちの八人は、DNAが血痕と一致したらしい。
生き残った女の子の話によると、自分と一緒に監禁されていた人が一人いるとのことだったから最低でも生き残りの女の子を含めて二十六人が被害に遭っている。
空前絶後の連続殺人事件として世間を大きくにぎわせたが、俺はそんなことより、家の持ち主がよしおかだったということと、血痕が発見されなかった骨が三上由美子のものだということに驚いた。
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