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少女はクスクスと笑い応える
「すみちゃん忘れたの?」
幼い私は不思議そうな顔をして少女の話しを聞いている
なぜか少女の顔が見えない
「わたしは…」
少女の言葉に鼓動が早くなる
「…鈴子」
一瞬で飛び起きた
隣には気持ち良さそうに眠る克哉の姿
時間を見ると五時過ぎだった
そろそろ会社にもどらないと…
起こしては悪いと思い静かに1人お風呂へ向かった
少し熱めのシャワーを浴びて考えている
…鈴子誰だろう…昼間の少女間違いなく彼女だった
聞いたことのない名前…
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