奴隷

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「なんで、あんたが落ち込んでるのよ!」 神川はもうしわけなさ気に言う 「その後、2人で抱きしめあって結婚の約束をしていました…」 バリーンッ! 持っていたコップを壁に叩きつけた! 「きさま!それでいいのか!殺せ!その男を!お前のためにも!」 神川の返事も聞かず携帯を切り頭をかきむしった 「お母さん?」 振り返ると娘の幸子が立っている 「なんだ!」 私は感情を抑えきれず怒鳴る 「…いや…ちょっと話があったんだけど… また、今度にする…」 そう言うと逃げるように階段を上っていった
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