プロローグ

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その夜は、俺の通っている中学校の鐘が家まで聞こえていた。 いつもなら風の音や他の音に消されて聞こえない。 その日は、異常だった。 そして、鐘の音が夜の町に響いていた。 まるで、子守歌のように。 何かを喜ぶように・・・・・・。 その夜からもう五年がたっていた。
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