第1話

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廊下で宮本先生に会った。 「君たち、気を付けて帰りなね。さようなら。」 微笑みながら言っていたけどその微笑みはどこか悲しく、寂しそうだった。 「さよーならー」 私は言ったとき先生と目があった。 吸い込まれそうなほど綺麗な目だった、どこか暗さもあるけど…。 下駄箱で履き替え校門まで行き 「じゃ私と渉はあっちだから愛、愁、また明日ね。」 バイバイッと手を振る。 「純、渉じゃーね!」 「じゃーなぁ」 手を振りあい私達は学校をあとにした。
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