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俺は玄関を開けた
そこには少し大きめの箱が入ってあった
大体予想はつく
先月応募したConnectのβテストプレイヤーに当選したのだろう
俺は早速家に戻って箱を開けた
箱の中には、鉄の塊のに近いヘルメットと付属品、あと書類のようなものが数枚入っていた
書類の内容はこうだ
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涼宮 翔 様
あなたは「Connect」βテスト
プレイヤーに選ばれました。
再度確認して頂きたいので
以下の注意事項をご覧ください。
注意事項は短いものになっております。
・Connectの使用で人体に
支障が出ても保証出来ません
・Connect使用後、医療施設を
使用するにはこちらの許可が
必要です
・Connect使用中に本機を外し
ますと脳に支障が生じる可能性が
ございます
・あなたの行動の一部はConnect
によって制御・制限されます。
・Connectβテストで得られた情報
を他人に教えたことが確認された
場合、脳に深刻な支障を発生させ
ます
以上の事を承知の上Connectをご利用ください
では、快適なConnectライフを
ーーーーーーーーーーー
もう一枚にはConnectの使用方法が書かれていた
ヘルメットをかぶって数分待つことで初期設定をしてくれるらしい
早速試してみる
「痛てぇぇ！」
めちゃくちゃ痛い
なんか超痛い！
鏡を見てみるとヘルメットの突起物が収納されている
あと、血が流れている
これはヤバイ・・・
しかしConnect起動中にヘルメットを取ることはできない
俺は仮想世界にはいるまで耐えることにした
大体書類の内容で予想はできていたし想定内だ
少し待っていると耳ではなく脳内に直接
「初期設定が完了しました」
と音声が聞こえた
「仮想世界へログインします」
この音声とともに俺は目を閉じた
閉じた。ではなく閉じさせられたの方が正しいかもしれない
そのまま俺は仮想世界に入って行った
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