言葉のチカラ ( 橙 × 赤 )

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_______________ 貴方からもらったものは かけがえのないたからものです。 先輩 、 だいすきです。 _______________ 「 ん ~ 」 放課後の誰もいない教室に ぽつんとひとりで 目の前の 問題集とにらめっこ。 どれくらいこの光景が続いてるだろう。 「 わかんなーい !!! 」 ついに痺れを切らして 持っていたペンをぽいっとして 思いっきり手をひろげて伸びをする。 「 いてっ 」 広げた手に誰かの感触がしたと同時に 声がこぼれてきた。 誰かに手が当たってしまったようだ。 「 ん? 」 「 こら、ちあき ! 」 後ろから両手で両側のぽっぺに 触れられて思いっきり天井のほうに 動かされる。 そして、やっと声の主とご対面 。 「 ごめんなさい は? 」 「 ごぺんなさい ( ごめんなさい ) 」 「 はは 、せっかくの可愛い顔が台無し!( 笑 ) 」 面白そうにぽっぺを ぷにぷにしてきた先輩は そう言って私の前の席に座った 。 「 なにしに来たんですかー 」 「 ん ~ ? 見学 ☆ 」 「 ここは見せもんじゃありません!笑 」 好きな人にこんな恥ずかしいところ 見られるなんて嫌だもん 、 「 俺、ちあきの事なんでも知ってるからな~! ほらどこわからないの ? 」 そこらへんにあったベンを持ち 聞いてくる先輩 「 え、なんですか ? 教えてくれるんですか? 」 「 ちあきには特別な ! 」 (( ちあきには特別 その言葉が嬉しすぎた ))
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