第1話

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話しは飛ぶが遂に花火大会の日がやってきた この時は夏休みだったので 午前中で部活が終わり 俺は直ぐに帰ろうとした いつもは残って先輩達と話しているが この時はすぐ帰りたかったので 俺は帰り支度を急いだ 異変を感じた先輩2人が俺に話しかけてきた 先輩「今日早く帰るとか珍しいね~…あ!花火大会行くんやろ?誰と行くん?」 ほーら聞かれると思ったよ 俺「仲良い友達と行くけぇ急いでるから帰るわぁ」 俺は先輩にタメ口だ 俺らは仲良がよすぎてもはや友達みたいな関係だった 楽しんできてねとだけ言った先輩達を会話が終わって暫らくして帰って行った アキは俺を見ながらニヤけてる また放り投げてやろうか 俺はすぐ家に帰り花火大会に行く準備をした しかし問題があった まずはどんな格好で行こうか 一応新しく買った服はあったが 直前になってすごい不安になってきた あと何を一言目で話そうか 聞いた話しによるとネコさんも男と付き合ったことが無くデートも初めてらしい ここは俺が男らしくリードしないと 俺は一言目で何を言うかとか どんな会話をするか 頭の中で必死に考え妄想を始めた クールに話すか 明るく話すか 俺は余裕あるぜ的な感じで ガツガツ話すか 多分1時間以上考えた 結局俺はクール系で攻めることにした そしていよいよ勝負に向かった
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