第1話

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二年生になり新たなクラス分けがあった 二年では修学旅行というBIGイベントがあるので このクラスわけ次第で修学旅行が楽しいか楽しくないか決まる そして運命の発表 同じ学年の柔道部がみんな同じクラスになった まぁ四人しかいないが 仲良い友達も偶然みんな同じクラスで今回のクラス替えは最高だった ただこのクラスにはネコもいた この時はもう吹っ切れていたけど やはりお互いが変に意識して 始めらへんはお互い話しかけにくかった まぁそれはよしとしてクラス替えは最高だ そしてこの二年生の間は俺の生涯忘れられない思い出がたくさん出来ることとなった これは自慢ではないけど 俺のモテ期は続いていた 他校の後輩から告られるわ、アドレス聞かれるわ、デート誘われるわ、写真撮られるわ 自慢じゃないよ!これはマヂだから ネコと別れて尚更増えてきた 俺は女耐性が付いたのか、付き合うこととかは無かったがアドレスとかは片っ端から教えて連絡を取り合った 自分の身なりも気にして 最近流行ってる髪型やファッションをチェックし常に自信をもって 学校に向かった 絶好調の時は何をしても大概絶好調だ 唯一絶好調ではないのは勉強くらい ある日俺ら柔道部は試合があるということで前泊をする為にホテルに泊まった 柔道部は全員仲が良くホテルも 男と女で部屋を分けていたが みんなが一つの部屋に集まってトランプしたり語り合ったりしていた そして遂には寝るのも一緒だった 多分今バレたらめっちゃ問題になっただろう だけど俺らは関係無く仲が良かった 俺はアキと同じ布団で寝た よく考えたらすごいことだよな アキは俺と布団に入っても何も抵抗がないのかな アキは俺が寝てる布団に普通に入ってきた 俺はすごい緊張したけどアキは普通に話しかけてきて2人で同じ布団に入りたくさん会話した その時俺は部屋の異変に気づいた 1人の男先輩と女先輩がいない どうやら隣の部屋に2人でいるみたいだった 先に言うがこの男先輩はロクなヤツじゃなかった 女の先輩はめちゃくちゃ良い人で内心襲われたりしてないかすごい不安だった 次の日聞いてみたら何もされなかったが何で迎えにきてくれなかったのかとすごい怒られた 申し訳ない 彼女にすごい叩かれたのをすごい覚えてる そして俺らは寝不足な目を擦りながら試合に向かった
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