第1話

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一日目は無言で終わり俺は部活に向かった 俺は柔道部の顧問から柔道着を持って来いと言われたので 柔道着を持って道場に向かった 道場に着き、特有の匂いの立ち込めた中を見渡し柔道着を着た集団の元に向かった この高校の柔道部はとても弱小で人数も少なく先輩と思わしき人が3人いるだけだった しかも女2人の男1人 当然みんな白帯だった 女の先輩達は 「わー!まぢで黒帯の人やん!よろしくね~」 男「……。」 俺「あ、よろしくッす」 まぁ多分口では歓迎してくれてるんだろうが、チラチラ俺の頭を見てる 俺はここでも浮いていた 顧問から「早速練習しよう!まずは足技だけを使った乱取りから!」 乱取りというのは実践形式の練習だ 俺は先輩相手だし、女もいるからだいぶ手を抜いて練習した いざ! …。めちゃくちゃ弱い 男も弱い。そしてこいつは臭い みんな俺の強さにビビっている 手を抜いていてこのレベル ハッキリ言って辞めたくなった 汗のかかない練習をし、顧問から正式な入部を認められ、先輩達からは 女A「また明日ねー!」 女B「これからもよろしくね!」 男「……。」 俺「は、はい。(なんなんだこの男)」 部活一日目はあっけなく終わった
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