記憶

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「なら良かった。俺もちょっとイラついてて言い方悪かったって思ってたんだ」 私の言葉に竜哉の表情は和らいだ。 「私の方こそ……」 反省した。 私も喧嘩腰の言い方をしたのにそのイライラもすべて竜哉のせいにしていた。 でも竜哉はそうじゃなかった。 自分が子供じみているようで恥ずかしくなった。 .
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