年が明ける

3/8
前へ
/36ページ
次へ
私がいつ帰ってきてもいいように、ちゃんと部屋を残してくれている両親に感謝した。 実家に馴染むごとに、時間はあっという間に流れて行く。 気づくと年は明けて、挨拶は「おめでとう」にかわった。 今年はどんな年になるだろう? 去年よりも笑って過ごせるといいなぁ。 あまりに実家に馴染み過ぎて、体重が少し増えたのは言うまでもない。 たまに、ふと社長を思い出す。 韓国で過ごすお正月はどんなもんなのかな? ちゃんと休憩とって、体を休ませてるかな? 私は仕事が始まる1日前に、自分のアパートへ戻った。 私のお母さんとお父さんは、家を出るときいつも大量の荷物をくれる。 私電車なんだよって言っても聞いてくれない。 有難いことだけど…。 だから、アパートに着くとまずは片付けから始まる。 そんなこんなで、毎回帰った次の日も片付けで1日が終わっちゃうんだよね。 さぁ、また仕事の日々が始まる。 明日は社長に、新年の挨拶しなくちゃ。 今日は、はやめにベッドに潜り込んだ。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1633人が本棚に入れています
本棚に追加