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「他のクラス奴等も、もういないぞ。早く帰ったほうが良い。猿田が何時来るのか、分からないからな」
机を覗き込んでいた江藤が、顔を見上げた。
「そうだった、お仕置きがあるんだったね」
「そーゆーこと！ 早く帰んな」
「教えてくれて有難う・・・・・・帰るね。あの、気をつけて」
「ああ」
りさは、何かを考えていた様子だったが、諦め、教室を出て行った。
ーあいつ何を探していたんだろう？
しかし、猿田おっせーな。ほいほい、はいそうです。って聞いていれば、お仕置きなんて直に終わるよな？
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