1人が本棚に入れています
本棚に追加
その答えはすぐさま分かることになる。
授業の合間の休み時間になると、隣の席をクラスメイトたちが囲み、質問攻めをしている。
さっきの紙切れはそういうことか。
女子1「ねぇねぇ、白帆さんってさ、前はどんな学校にいたの?」
お、王道な質問だな。
遥「お前質問が王道過ぎる!! 白帆ちゃん! スリーサイズ教えて!!」
あ、馬鹿がいる。
??「天、ば~~~つ!!」
遥に容赦ないかかと落としが入る。
遥「かはっ!?」
遥が一瞬白目を剥いた。
そしてそのまま床へと倒れる。
かのん「相変わらずキレのいいかかと落としだな、彩希。」
彩希と呼ばれた少女がこちらを向く。
彩希「おはよう、かの。」
彩希は白帆が引っ越してからの付き合いで、白帆と入れ替わりでこの町に引っ越してきた。
かのん「しかし、遥、生きてるのかこれ? もうちょい威力弱めてやってくれ。」
彩希「遥だしこれくらい大丈夫でしょ。」
かのん「それは遥を過信しすぎだ。」
最初のコメントを投稿しよう!