ー1ー

6/6
前へ
/7ページ
次へ
海の方へ目をやると、同じクラスの結花ちゃんが、大きく手を振っていた。 結花ちゃんのそばには、彼女と同じ吹奏楽部の夏帆ちゃんとみきもいる。 どうやら砂で遊んでるみたいだ。 「結花ちゃん」 「茜ちゃん、見てみて」 楽しそうに笑う結花ちゃんの指す先には、 「……なにこれ」 砂に埋まってる人がいた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加