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「あ、あのなあ。どうせいってのは、不倫とかしてるきたないおとながやるやつだぞ」
女の子は少し顔を赤くして言った。
「みぃちゃんそれ違うわよ。どこでそんな間違った情報得ちゃったの?」
またツッコむ先生。
「なんで知ってるの?先生まさかどうせいして…」
「どうせいはね、結婚してない二人が一緒に住むことよ。まったくなんて保育園児かしら……」
先生はどうせいしているのを見透かされ少し焦った。
「二人とも、もう帰るわよ。暗くなったら、おとうさんとおかあさんが心配するから。先生が送ってあげる」
「砂のお城~!」
「うるさいなあ。ほら!ジャンジャンジャンジャジャジャジャジャ~ジャジャ~ン♪」
「みぃちゃんそれ砂の器のテーマ」
「よくぞわかりました先生」
「砂のお城~!!」
ムッとした女の子は、早く帰りたそうな先生のことも考え、せっせと何かを作り始めた。
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