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「そうだよ,あいつが作った借金の額ちょっとしたもんじゃないよ。
わしゃー弁護士に聞いた話は法定外利息は借りた方の任意なんたって。
高い利息でも借りていいですよ、と言うことで借りて裁判所や弁護士がそれいけないよ。
となるらしい。
毎日、毎日、無言電話が続きわしゃーの弁護士に調べてもらった。」
彼女も
「私ね、多額のお金を借りて返済中に挫折した時にそれまで返済の金額が元金と同じ額なら差し押さえはなくなるらしいよ。
裁判所では債務者が債権者に元金は保証したと見なすンダって。」
「そーれ見ろ彼女の方がお前より詳しいじゃないか。ただ多くがそう行かないようだ。
多重債務をしてな。」
「じゃあ、お父さんは多重債務を。
多重債務とは数ヶ所から借りること。
それもおばあさんのせい。」
「なんでわたしゃのせい、変なこと言うと承知しないよ。」
「この家は。」
「この家のことはあいつは承知したよ。
前の持ち主が安く譲っても言いと言われた時に、空いてる部屋は寝泊まりの部屋に使いわたしゃは賄い婦と決めたんだ。」
「それではそのお金は。」
「父さんの保険金だよ。」
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