第7話

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「母さんの所にどうして入り込むかだ。」 三人は悩んだ。 (パート2水曜日の朝午前3時,母の場合) ラジオのDJが,「台風も一段と強くなり今日は皆さん外出は控えましょう。 ここで一曲サイモン&ガーファンクルの水曜日の朝午前3時をお送りします。」 母の働くパン屋の工房は祖母の自宅からはさほど遠くない。 隣り町になって。 母は工房に住み込み寝室は店の二階になっていた。 今は店長と言っても実家から監禁や隔離された状態だった。 彼のことなどは実家からは孫だとは認められてはいなかった。 母は通常朝の午前4時には起床しその後仕込みが始まる。 普段は一年365日は同じ生活を繰り返しすべての生活費は実家から出ていた。母の仕事は正午には終わる。 その後は店の店員にすべてをまかせて近くには野球やサッカーのスタジアムや大きなコンサートボールがあり、野球やサッカーの公式戦やロックとかアイドル歌手のコンサートのある時は必ず出掛け朝の早い割引には帰宅時間は遅い日など珍しくない。 その日は台風で前日は何処にも出掛けなかった。 起きて30分ほどして携帯に電話が入る。
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