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いかりとしつぼうにのまれたかみさまは、くやみながらもおとことおんなをついほうしてしまいます。
かみさまはおもいました。
「あぁ、けっきょくはおなじなのか。またしてもわたしは、わたしたちは…」
ぜつぼうにうちしずむかみさまがふとかおをあげると、ついほうされたふたりがたのしそうにどうぶつたちとあそんでいます。
「さいごだ。これをさいごのちゃんすにしなければ。わたしにはもう、ゆるされたじかんがないのだ」
なみだをながすかみさまは、しずかにそのばをあとにしました。
こうして、いまのせかいがきずかれたのです。
(ページ数は掠れていて読み取れない)
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