魔王になったけど異論ある?

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sideれいな タァ~ン!!!!タタッタァン!!!!!! ヒュタッ ガチッ ガチャ 「ただいま~、っても誰か居るわけでも無いしね~」 何せ一人暮らしだ、この時間(現在時刻25時19分)に帰った所で「お帰り」なんて返ってくるわけでもない 「やぁ、長柄れいなだね?ぼk」バチュン 訂正、一番胡散臭いのが不法侵入してた 「酷いなぁ、何も言ってないのにいきなりそこにあった金属バットで叩き潰すなんて」 「不法侵入してたので正当防衛だよ」 まあ、本当に正当防衛なのかは甚だ疑問だけどね 「僕は何も君に危害を加える為に来たわけじゃないよ」 そりゃ知ってるさ何せボクは転生した魔王だからね、前世でこの世界の事を知らなかった所で魔術を使えば簡単だよ 「改めて、僕と契約して魔法少女になってよ」 「契約によるメリットは?」 契約するならメリットはないとね 「君が望んだ事をなんでも一つだけ叶えてあげるよ、それで僕と契約して魔法少女になってよ」 「へぇ、いい条件だね…だが断る」 「どうしてだい?なんでもと言うのは死者を黄泉返らせることだって出来るんだよ?」 「まだ聞いてない事が多いからね」 「契約によるデメリットと契約によって発生する奇跡の代償は?」 答えは分かってるけどね 「契約して魔法少女になった暁には魔女と戦ってもらう事になる、それと奇跡の代償は魂の固形化ソウルジェムにする、そしてソウルジェムは魔法を使う事によって穢れが溜まるから魔女を倒して魔女が落とすグリーフシードと言うもので穢れを浄化する」 「穢れが溜まればどうなる?」 「穢れでソウルジェムが満たされると魔法少女は魔女になる。日本ではいづれ大人の女性になる子供達を少女と呼ぶなら、いづれ魔女になる娘たちは魔法少女と呼ぶべきだね。全くここまで聞き出す娘は今までいなかったよ」 「悪いね、生憎ボクは普通じゃないんだ。それと契約はしないだからとっとと巴マミの所に帰りな」 「君は何処まで知っているんだい?」 「教えないよ、企業機密だ」 「しょうがない、今日は諦めるよ」
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