4人が本棚に入れています
本棚に追加
(ちょっとちょっと、まだ追いかけてくるの……)
ふと、少女は腕にしていた時計をみた。
「やばっそろそろ時間だわ」
少女は電柱を上り電線の上を器用に乗り、その調子で再び逃げて行く。
そこなら追って来ないと考えていた。
「えっ!電線の上!」
アンリは少女が電線の上を器用に乗り逃げて行くのを見て驚いた。
しかし、アンリも少女を追いかけて行く為、電線の上をバランスをとりながら追いかけて行く。
アンリが電柱を登り電線を手で掴み追ってきたのを見た少女。どうしようかと考えたいたその時。
海が見えてきた。少女が行こうとしていた所は船で渡った先にある。しかし、船はついさっき出発していた。
少女は高めの場所を見るとその場所まで走り、崖のギリギリの場所で少女は船に向かって飛び降りた。
だが、現在いる場所は高さあった為か、風があった為か一番最初の方にある船も追いこしてしまいそうになったていた。
そして少女を追いかけて来たアンリも飛び降り少女と同じ様に船に向かって飛び降りた。しかし、船を追いこしてそのまま水中へ。
少女は空を飛び、そのまま目的の船の所まで向きを替えて空を飛んでいた。
最初のコメントを投稿しよう!