足枷に毛皮

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「あ、僕もう帰らないといけないから、椿ちゃんはどうする?」 「私も帰る」 もう、終電もないような時間に二人ともラブホを出た。先に寺坂さんが、タクシーに乗り自分もタクシーを捕まえようと思って手を上げようとしたら、後ろから誰かに羽交い締めにされて、薬を嗅がされて私は意識を失った。
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