ルビー・チューズデイ

9/38
前へ
/38ページ
次へ
「笑うな! 笑うな!笑うなー!」 織田さんはそう叫びながら私を殴った。そしてまた、現実逃避をし始めた。 まだ残ってるのか。吐き出せる欲望が。 ルビー・チューズデイが聞こえる。 このまま眠れば火曜日にきっとなってる。織田さんには、十分チャンスはあげたはずだ。 火曜日が来る。火曜日になれば……。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

244人が本棚に入れています
本棚に追加