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「だれにも言ってないって信じられるわけないでしょ? レイラ、あんただよね?
私が愛人の子だって高校の時、言いふらしたの。しかも、私がセフレに監禁されてた事もここにいるみんなに喋ったんでしょ?」
私は息をまだ切らしている、レイラのポニーテールを掴んだ。レイラが小さく悲鳴をあげるのに合わせてギリギリと髪を引っ張る。
「椿がどこに住んでるのか聞かれた時に、一人暮らししてるって言ったらそんな噂が広がったんだよ。
監禁の事は確かに言ったけど、監禁の事は既に知ってる子もいたから」
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