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あれから一週間くらい経った。
奈津美の言葉を真剣に考えてみたがなかなか答えがでない。
竜哉からははっきり『好き』と言われた訳でもないし。
あの後、すぐ席替えがあって竜哉とは都合が良かったのか席は離れた。
その上、竜哉の方が前の方の席になって気が楽になっていた。
席が離れたせいか前ほど竜哉を意識しなくてもいい。
「由宇……」
心配して奈津美が私の所に来た。
大丈夫と無理して笑ってみせる。
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