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シーン3からシーン4までの間
一応、シーン3で流れた文章を貼っておきます。
上坂
「監督、今日はすみませんでした。」
上坂
「せっかく来ていただいたのに、私ったら弟のことばかり話して…」
監督
「いいんだよ。家族想いなところは、上坂の長所だと僕は思うよ。」
上坂
「監督…。」
監督
「だから、もうそんな顔はしないで。」
上坂
「は、はい! …監督、ありがとうございます。」
監督
「ちょうどいい時間だし、そろそろ晩ごはんにしようか。」
監督
「この辺の美味しそうなお店を何件か調べてきたけど…どこにする?」
上坂
「……。」
監督
「ん? …上坂、どうかしたの。」
上坂
「いいえ、何でもありません! ただ…」
上坂
「…なんだか、お兄さんみたいだなと思って。」
上坂
「私は弟がいるせいか、男の人に頼ってはいけないと思ってました。」
上坂
「でも、監督は別です。」
上坂
「もしも私にお兄さんがいたら、監督みたいな感じなのかな…♪」
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