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私は、ずるい女だと思う。 私のことが好きだといった言った花園の気持ちを知っていながら、司狼くんに会えない苛立ちを彼にぶつけて 彼に肉体関係を強要した。 近くにいる【男】 ただそれだけで利用したのに、花園は関係を持った後必ず 「申し訳ありませんでした」 そう言って私を抱き締めて朝まで眠った 司狼くんが好き ・・・好き? 自問自答して一瞬見えた自分の心の奥 私は自分の心の中に芽生え始めていた感情を隠すために 司狼くんを呼び出すようになっていったのかもしれない
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