390人が本棚に入れています
本棚に追加
「もう、やめないかこんな関係」
ある日、部屋から出ていく司狼くんが私にそうはっきりと言った。
昨夜、彼は私を抱かなかった。抱き締めて眠らせてくれただけだった。
こんなこと初めてですぐにわかった。
好きな人がいるんだって。
「わかった」
一言だけ言ってドアを閉めたけれど
許さない。
あなたは私だけのもので、私だけを愛してくれなきゃ
いつかの夢を、約束を叶えられない
「花園、彼の周りを調べなさい。」
「・・・かしこまりました」
そこで隣人のことを知る
関西弁の女子高生。
最初のコメントを投稿しよう!