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「もう、やめないかこんな関係」 ある日、部屋から出ていく司狼くんが私にそうはっきりと言った。 昨夜、彼は私を抱かなかった。抱き締めて眠らせてくれただけだった。 こんなこと初めてですぐにわかった。 好きな人がいるんだって。 「わかった」 一言だけ言ってドアを閉めたけれど 許さない。 あなたは私だけのもので、私だけを愛してくれなきゃ いつかの夢を、約束を叶えられない 「花園、彼の周りを調べなさい。」 「・・・かしこまりました」 そこで隣人のことを知る 関西弁の女子高生。
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