次へと続くエピローグ

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「・・・別れた・・・んだろうなぁ。」 ただ、【別れる】って単語を使わなかった。 【離れる】って言ってた。 「また覗かれてたんだろ?ヒガシさんと太陽さんに」 「はぁぁぁぁ」 そう、あの人たちは見てたんだった。 「俺、聞いたんたぞっ!離れるって 言うだけなら、また戻る可能性があはってことだよなっ?なっ?」 うるうる泣きそうになりながら俺の肩を掴んで必死な京太 「俺、やだよ・・・お前にはウサギちゃんしかいないって思ってんのに・・・このまま諦めちまうのか!?」 「・・・悪いのは俺なのに、なんもできねえだろ」 「だから、あの仕事引き受けたんじゃねぇよな!?」 仕事。 太陽さんに頼まれている仕事があって、俺はそれを引き受けた。 「違う。あの人の仕事は面白いから引き受けただけだ」
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