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「なんだ、大星かよ。先輩コンチワッス」
流星は大星と一緒にいたヤンキーにペコリと頭を下げる。
「美希、お前真っ赤な目してどうしたんだよ。まさかパツキ…」
アランのことを口走る大星の胸を、思わず殴る。
「いてぇな。美希、喧嘩売ってんの?」
「大星、そういえばさっき大星の婚約者に逢ったよ」
「はん?俺の婚約者?俺にそんなものはいねぇよ」
「可愛い婚約者いるじゃない。明月ちゃん」
「あほか、あれは鳩ぽっぽだ。何でドングリが婚約者なんだよっ!」
「鳩ぽっぽ?それ、再従兄弟でしょう?ヤンキーの大星がロリコンだなんて、意外だな」
「あほ、美希殺すぞ。俺はロリコンじゃねぇ!変なこと言うな!俺は聖奈が好きだったんだよ!」
「えっ?早乙女さん?」
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