★灰☆

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「流星と幼なじみなんだよね?あたしは流星の再従兄弟なの。夜の公園は物騒だよ。家に来ない?すぐそこのマンションなの」 「早乙女さん、流星の再従兄弟なの?」 「うん、だから安心して。家には母と妹しかいないし」 「…はい」 早乙女さんに誘われるまま、彼女のマンションに向かう。部屋に入ると小さな女の子がいた。 「あー!金髪の彼女だぁ!」 「へっ!?」 そう言えば… この女の子、一階のバイク屋で大星の背中に張り付いてる子だ。 「お姉ちゃん、ガイジンと喧嘩したの?」 悪意のない無邪気な質問に、私は答えられない。 「明月はママのところに行きなさい」 「はーい。明月は大ちゃんの婚約者なの。お姉ちゃん宜しくね」
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